This Archive : 2009年11月20日
こちらもラストワンです
2009.11.20*Fri*
39巻まで読み終わりました!!。
先週、『耀変黙示録』という多岐的クライマックスを乗り越えて、
その勢いか、はたまたもう大丈夫(何が?)という安心感からか、
続きを一気読み。
とうとう、最終巻を残すのみとなりました。
仕事から帰って、最低限の生活を済ませて、
あとはひたすら読み耽る毎日。
メールも溜まってるし、webも気になるのがあるし…と承知してたんですが、
PCは一度立ち上げちゃうと、アレもコレもになっちゃうのが、
目に見えてたので、今週は完全シャットアウトしておりました。
この勢いのまま、最終巻を読んでしまいたい気もするけれど、
"勢い"では読みたくない…そんな気分ですので、
とりあえず、ちょっと今、息継ぎ的に日記書いてます。
多岐の性癖は、「主人公第一主義」です。
まぁ、例外もありますけどね。
…今回の大河なんて例外中の例外(笑)
もちろんミラージュにおいても、
高耶さんを中心に、高耶さんの心の望むままに、高耶さんが「是」とするものを肯定する。
…というのが、多岐の読み方だったりします。
そんな読み方をしてしまう副作用というか、弊害というか。
直江への対し方が、「高耶さんがいてこその直江」になってしまうんです。
高耶さんが想う直江、高耶さんを想う直江。
高耶さんを傷つける直江、高耶さんに傷つけられる直江。
直江の行動・思考の前提に必ず高耶さんがいる。
それが、多岐の直江に対する印象であり、あってほしい姿だったりしました。
でも、内宮で信長と真正面から対峙して以降の直江は、
ようやく本当に独り立ちしたという印象を、受けました。
勿論、高耶さんを想い、必要とし、片翼となり、絶対のモノではあるんだけれど、
レベルが一段階上がったというか、もっと直江が強く大きな存在になった。
不遜な言い方ですが、
今の直江になら、高耶さんを委ねられる…。
そう思えるんです。
最終巻に待っている事を思うと、怖いし、辛いし、きっと涙する。
でも、それでも、最後まで直江が高耶さんといてくれる、
それは絶対的な救いであり喜びになると思っています。
言葉足らずで、頭の中の思いがまとまらないのがもどかしい…。