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This Archive : 2010年01月19日

『神紋』始めました。

2010.01.19*Tue*
…なんだか、時期はずれの「冷やし始めました」みたい。

読む、読まなきゃ、読もうよ、と自分に言い聞かせて、
早3ヶ月。
ようやく、よーやく最初のページを捲りだしました。

導入部分ということで、説明的情況だからでしょうか。
まだ他人行儀というか、読む此方がぎこちない感じですけれど、
はてさて、この先どうなるんでしょうか。
ミラの時は、ものの見事に多岐ツボに隙間なく入り込まれた感じでしたけど。

とりあえず、ただ今78ページ目に栞が挟まってます。
隣のページがちらっと目に入ったんですが、「かもめ」演るんですね。
純文学とか名作とかと無縁の生活を送ってきた多岐が、
唯一読んだことのあるチェーホフの作品なんです、「かもめ」。
…と言いますのも、
昔好きだった漫画の劇中劇として使われてたんです。
で、折角だから読んでみようと思ったんですが、
何せ当時中学生。
難読過ぎて、内容覚えてないし…orz。

ただ、最終幕のニーナの台詞。
「己の十字架を負うすべを知り、ただ信ぜよ」
この言葉だけが今でも忘れられずに、多岐の中に残ってます。
うん、多岐にとって指針になっている言葉かもしれない。

そんな「かもめ」が神紋で扱われている。
やっぱりこれは、「読め」と誰かが言ってるんでしょうか。

ただ、多岐は、水菜先生が掲げる、
「イエスとユダ」や「アマデウスとサリエリ」という関係性には、
正直言って淡白な反応しかできないです。
多分、多岐自身がそういう環境に陥ったことが(幸いに)ないからだと思われます。
そんな多岐がミラージュにこれほどまでに惹かれたのは、
高耶さんというカリスマ的存在に心奪われたから。
そして、その輝ける唯一人の人を求める直江の心を追い求めたかったから。
現実では決してありえないであろう、夢物語と分かっていながら、
それでもせめて小説という空間の中で、
人間の剥き出しの姿を感じて、自身に反映させたかったから。
でも、結局は第三者でしかない自分に気づいたりする。
「神に愛される者」と「それを焦がれる者」。
決して自分はそれにはなれないし、なりようもない。
別に悲観しているわけではないです。
傍観者の位置にいるだけで、こんなにも息苦しいのに、
もし当事者になったなら…想像するだけでも怖い。

…充分反応してますね。

まだたった77ページ。
連城の心の澱、葛藤、苦痛にかすかに触れただけですが、
この先、14巻の最終ページを閉じたとき、
一体どんな感情を抱いているか、自分でも楽しみです。

ただ、ここまで読んで、
今こうしてブログという場を借りて、彼是書かせてもらってますが、
「何かを書く」という事は、本当はとても難しいものだと、
多岐如きが気軽に手を出していい類のものではないんだと、
少しだけ思わせられました(…少しだけ、ね)。
連城の思いと秤にかけたら、きっと多岐の創作欲は軽すぎると思う。
自分の中の感情や情欲を吐き出す為でもなく、
ただ「ミラが好き」という気持ちを何か形にしたいと思うだけ。
だからこそ、せめてこうして思いを出せる場があることを感謝することを、
常に忘れずにいたい。



あ、「かもめ」が劇中劇として扱われてたのは、
赤石路代さんの「アンダー・スタディ」です。
既に絶版なので、興味おありの方は古書等で頑張って探してみてください。
(多岐は、雑誌掲載時に読んでました…って、歳がばれる~。)

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多岐美影

Author:多岐美影
何とか自分の手が届く範囲にてミラージュの世界を満喫したいと画策中。

生息地:江の島と箱根の間(小田原寄り)
性格:典型的な「O型乙女座」人間とよく言われる
ミラ歴:'94春~'96冬=ミラ第2部だけはリアルタイムその後13年のブランクを経て、2009年春再燃
前科:某ボーカリストの追っかけもどき約20年

ブログサイト:「天空の石」
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