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This Archive : 2010年06月09日

『黒鍵』読了

2010.06.09*Wed*
カバンに入れてたら、表紙が折れてたぁ~~~orz。

ちょっと厚めのブックカバーしてたのが、仇になったらしいです。
なるべく本とか雑誌とか、綺麗に読みたい性質なので、
いくら表紙かけちゃえば分からないとはいえ、
かなりダメージ受けております…あうあうっ。

えっと。

連城。
水菜先生ご本人もあとがきで述べられてますけど、
『神紋』からの5年、いったい何があったんでしょうか。
っていうか、
あんだけ、「東京で車なんて必要ない」言ってた人間が、
何故にヴェローチェ…?。
自分で「これがいい」って買ったとは思えないんですよねぇ。
女か!?。
でも、こういう車を知ってる女って、逆に自分で運転しそうな気もするし。
あ、連城に買わせといて、自分で運転するつもりだったんだけど、
結局、納車前に別れた、とか。

なんだかありえそう…とか勝手な妄想にて、
水菜先生&連城、申し訳ございませんっ。

でも、
たしかに連城は、榛原によって打ちのめされて砕かれたけれど、
気づけば、奥田さんや勝間田氏、桜という、
本当の本当に信頼できるモノ(者)を手に入れる事ができた。
普通になあなあで生きている人間の中で、
どれほどの人数が、本当の「信頼」を得ているのだろうか。
自分自身を振り返っても、自信を持って「ある」とは言えない。

そして、
連城と直江。

勝者に抗う敗者、という構図は同じでも、
彼ら二人は決して相通じあうものはないんじゃないかと思うんです。

榛原よりも認められたい連城。
榛原以上に"榛原"になりたいともがき苦しみ。
勿論それだけじゃなく、多岐ごときでは表現できないほどの、
沢山の、それこそカオスのような想いが渦巻いているんでしょうけど、
でも、連城と榛原の間には、第三者の目が必要。
連城が、「自分は榛原を越えた、克服した」と思うだけじゃ駄目で、
それが他人からも明らかにそう見えなければ、
きっと連城は納得いかないし、救われもしない。

でも、直江は違いますよね。
他人なんてどうでもいい。
景虎様にだけ認められ、跪かせられればいい。
世の中に、景虎様さえいれば、征服すべき相手さえいればいい。

あくまでも、『黒鍵』での連城と、ミラ第一部までの直江が前提です。
以降の彼らの心の動き、変化、昇華は、
凡人である多岐には、決して辿りつけない想いになり、
そして、彼ら自身に惹きつけられずにいられなくなる。


それから。
これは、感想というか構成で気になったんですが…。
たとえば、50ページ目。
"場"と"場"の切り替わり。
次を予言するかのような一文が当てられていて。
これは『神紋』本編を読んでいても、時々感じたんですけど、
この一文によって、次が想像できるのは、
予め心の準備ができるのと同時に、
そこまでの流れをふっと途切れさせられてしまうんですよね。
そこで冷静さを取り戻してしまう、みたいな。
特に『黒鍵』では、随所で見受けられまして。
なんだか、ちょっと残念だな、と。

えー、単なる多岐の勝手な言い草なんですけどね。

さて。
では、引き続き本編第9巻へ参ります。
折角の状態で終わった第8巻。
出来る事ならあの蜜月な空気が続いて欲しかったのに…。
ケイと連城、どちらがより憶病なんでしょうかねぇ…。

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多岐美影

Author:多岐美影
何とか自分の手が届く範囲にてミラージュの世界を満喫したいと画策中。

生息地:江の島と箱根の間(小田原寄り)
性格:典型的な「O型乙女座」人間とよく言われる
ミラ歴:'94春~'96冬=ミラ第2部だけはリアルタイムその後13年のブランクを経て、2009年春再燃
前科:某ボーカリストの追っかけもどき約20年

ブログサイト:「天空の石」
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