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2011.05.03.鎌倉三十三観音巡り2.

2011.05.05*Thu*
約1ヶ月ぶりの鎌倉三十三観音巡りでございます。

再三申し上げてますように、
本来、このGWは、米沢へ伺う予定でおりました。
それを震災直後に取りやめを決めたのですが、
たとえお祭りが中止になっても、
「東北へ行く」それだけでも、多少なりとも支援になったのかな、と
今にして思いますが、当時はそこまで思い至りませんでした。

ただ無為に連休を消費するのも勿体ないですので、
人混み覚悟での鎌倉路。
…って、本当にすごい人・人・人でございました。
帰りの江ノ電なんて、駅前ターミナルをぐるりと囲むような行列&入場規制。

やっぱり、平日に来るべきだったか…。

それでも、今回は第五札所の来迎寺から第十札所の報国寺までなので、
多少は混雑から外れてはいたようですが。
八幡宮なんて、源平池の太鼓橋辺りから行列できてましたから(ひゃ~)。


それでは、
よろしければ、↓"READ MORE"  からご覧ください。

DSCF109201.jpg
ひと月前は、薄っすらとピンク色だった桜の木も、
目にも鮮やかな新緑へ。
今はまだ平気だけどまた暫くしたら、
今度はもじゃもじゃが出てきて、おちおちこの下歩けないんだろうなぁ…。

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実際は今がきっと花の時期というには相応しいのではないかと。
4月は、花といっても桜ばかりが目についてしまいましたが、
今はつつじや花水木、野藤など、本当に色とりどりの花が咲いておりました。




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第五札所 来迎寺(如意輪観音様)。
金沢街道を行ってすぐ左を曲がり、八幡宮の裏手辺りになります。
閑静な住宅街、そして他の寺社と離れているせいか、
表通りの煩雑さが嘘のような静けさ。

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ご本堂。
きっちり閉じられた扉に「拝観希望の方は、インターフォンでお知らせください」の張り紙が。
但し書きとして、「仏像鑑賞の目的ではお断り」との事。
…そういえば、前回の杉本寺でそういった方々がいらっしゃいましたね。
お寺に行ったら手を合わす。
当たり前の事だと思ってますが、それを敢えて書かなきゃならないのは残念な事です。

どうしようかな…と思ったのですが、
でも折角来たんですから、ご本堂に上がらせていただきました。

正面に小ぶりな阿弥陀様。
そしてその左手(多岐から向かって右)に、如意輪観音様がいらっしゃいます。
右膝を立てた半跏で、その建てた膝に右腕をかけ、顎を乗せたようなお姿です。
その姿勢とうっすらとした微笑みが、「ん、どした?」と気さくに声掛けてくださってるようで、
とてもホッとする雰囲気を持ってらっしゃいました。
…これなら、鑑賞したいという気持ちも分からなくはないな。

ただ、
残念ながら、今回直接観音様を拝見できたのは、こちらの来迎寺のみ。
あとの五つは、扉は開いているもののご本堂にあがれなかったり、
予約が必要だったり…といった感じ。
間近でとまでは言わなくても、やっぱりお姿拝見して合掌したいなぁ…。


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第六札所 瑞泉寺(千手観音様)。
来た道の途中で左に折れ、頼朝公の墓所と矢印されてる前を通り抜け、
更に鎌倉宮も素通りして、ずずぃーっと進んだ突き当り。
山門までは車1台通るのがやっとの道幅ですが、登りきるとそれなりに駐車できる広さが。

DSCF110001.jpg
ミラツアじゃないのに、やっぱりあるんだ、坂道石段。
このちょっと先で道が二手に分かれます。
多岐は旧道(八王子城址ばりの不安定な石段…)を行ってしまい、
綺麗に整備された新道が本堂まで続いてるのに気づいたのは、帰り道…orz。

DSCF110201.jpg
ご本堂。
ひっきりなしに観光客の方々がいらっしゃいます。
軽くハイキング的な格好の方も結構いらっしゃって、
そういった方は、皆さん藤棚の下でお弁当を広げてられました。

「花の寺」「夢想疎石の庭園」として有名との事ですが、
申し訳ございません、多岐はお寺の名前こそ知っていましたが、
庭園云々というのは、今回初めて知りました。
ただ、実際のところ、庭園を前面に押し出すのであれば、もう少し手入れされてた方が…。
なんだかちょっと残念。

瑞泉寺近くのちっちゃいお蕎麦屋さんでお昼をいただき、
鎌倉宮まで戻って、わき道を金沢街道へ出ます。

ここからまた暫く歩きます。

前回最後に訪れた第四札所の長谷寺から、次の第七札所光触寺まで。
この4ヶ所が、観音巡りをするのに一番距離的に分散しております。
あっち行って、こっち戻って、またあっち行って…って感じで。

それでも木々の若緑に触れた風は心地よく、
幾分曇りがちの空の下は、歩いても汗をかくようなこともなく。

…って、雨降ってきましたけど。
しかも、傘を差そうか差すまいか、悩むような微妙な降り方。
濡れるって感じじゃないけど、顔に当たるのが気になる。
先日の箱根に引き続き、多岐の晴れ女伝説(?)にも陰りがでてきたのでしょうか。
でも、
ここら辺で適当に降っててくれて、
いざ7月の本番(笑)にお天気になってくれれば、その方がありがたく。

そんなこんなで、三十三観音の最東端へ。
江ノ電も混んでましたが、車もとんでもない状態で。
延々とここまでずーっと渋滞しております。
県内は勿論、関東近郊のナンバーがいろいろ。
もうお昼も過ぎた時間で、皆様どちらまで行かれるんでしょうか。
お疲れ様でございます。


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第七札所 光触寺(聖観音様)。
山門をくぐると、苔生した歴史を感じさせる小さなお墓や仏像が並んでいます。
今と昔が、ごく当たり前に一緒にある風景。

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一遍上人の銅像とご本堂。
此方でご本尊やご本堂内を拝観するには予約が必要でした。
ご本堂脇にあるインターフォンで、ご朱印を頂戴したい旨お伝えすると、現れたのは…。
「ご住職様、今お昼食べてますのでちょっとお待ちください」
4、5歳のかわいらしい女の子。
や、もう本当にかわいらしくって。
暫く外で待っていると、ご本堂の中からご住職でしょうか、読経の声が聞こえてきて。
一緒に舌ったらずな声も聞こえてきました。
そして、本堂の引き戸が開けられ、
三方に乗せた朱印帳を落とさないように落とさないように、と持ってきてくれました。
ありがとう、と御礼を言うと恥ずかしそうにお母さんの後ろに隠れちゃう。
「祖父が住職なので、つい一緒にやりたがるんです」との事。

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待っている間に、囲いの外側から覗かせていただいたお庭。
とても綺麗にお手入れされてます。

お庭といい、さきほどのお孫さんといい。
このお寺にいらっしゃる仏様、故人は、きっと安らかに眠られてるんでしょうね。


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第八札所 明王院(十一面観音様)。
光触寺から少し戻ったところになります。
ちょっと入り口が分かりにくいかな。
光触寺に行く途中で、此方へ行かれる方に道を尋ねられました。
…っていうか、道聞かれるのこれで本日3回目です。
や、多岐だって初めて通る道なんですってばー。
でも答えられる自分が一番謎…(苦笑)。

此方のお寺は、境内での撮影はNGとなっております。

鎌倉幕府における鬼門にあたる位置にて、五大明王が祀られています。
毎月28日の護摩法要には本堂を拝観することができるそうです。


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第九札所 浄妙寺(聖観音様)。
金沢街道を杉本寺に向かって戻ります。
この辺りまで来ると、だいぶ観光客の数も増えてきます。

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今日は、ここまでどちらかといえばこじんまりとしたお寺を拝見していたので、
この本堂の大きさ、そして整然と手入れされた境内に、思わず背筋が伸びる気が。

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本堂を左に廻ると、色どり鮮やかな牡丹が咲き誇っています。
地に直接植えられたもの、一鉢一輪で花をつけてるもの。
さすが花の王といった感じ。

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そして、更に坂道を登っていくと見えてきたのが、
両腕を伸ばしても収まりきらないくらい大きなツツジの群生。
写真だとその迫力が伝わらないのが残念ですが、
多岐をはじめ周りにいられる皆さん、一様に「おおっ」と溜息ついてられました。

DSCF112201.jpg
ご本堂の横にあるお茶室から眺めることのできる枯山水の庭園。
久しぶりにお抹茶を頂戴いたしましたが、
やっぱりお茶席って、落ち着いていいなぁ…。
(実は、人は見かけによりませんけど、小・中・高とお茶習ってました。)


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第十札所 報国寺(聖観音様)。
本日最後のお寺となります。

浄妙寺からほぼ道を挟んで向かい側。
ちょうど鎌倉駅方面からのバスが来たところで、次から次へと観光客が。
…って、そう、観光客なんですよ、参拝客じゃなくって。

DSCF113001.jpg
ご本堂と、順番待ちの行列。
はぅ…。
山門にてあまりの人の多さに吃驚しましたが、
いざ本堂前はすっきり(っていうか、がらがら)。
皆さん、お目当てはご本堂裏にある竹の庭。
何十人、それこそ100人以上?並んでいても、
そこから列を離れてご本堂に手を合わせるのは、ほんの数人程度。
なんだかなぁ…と思いながら、ご朱印を頂戴しようとすると、
「お帰りまでに記しておきますので、お預かりします」との事。
いえいえ、もう参拝は済ませましたので、というとその場で記してくださいました。
その際、少しだけお話をさせていただいたのですが、
やはりどうも参拝することなく、竹林だけ入って帰られる方が多いそうです。
もしくは、御朱印帳を預けて、竹林廻って、戻ってから参拝。
「順番がおかしいんですけどね」とぽつり。

何年か前に長谷寺の紫陽花を観に来た時を思い出しました。
あの時も、花を観に来たのか人を観に来たのかといった込み具合で。
とくに今日は、観音巡りを主に来てますので、竹庭には行きませんでした。

たとえ観光、鑑賞目当てであっても、
お寺や神社を訪れたなら、そのご本尊・ご神体にご挨拶だけはして欲しい。
勿論人それぞれですので、強制はできない事ですけど、
せめて自分だけでも、それを忘れないようにしよう。
あの光触寺のお孫さんに恥ずかしくないように…。


これにて、鎌倉三十三観音巡りその2は終わりとなります。
ここまでご覧いただきまして、ありがとうございます。
お疲れさまでした。

次回は、延命寺から千手院そして高徳院までと比較的海沿いを巡る予定です。


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多岐美影

Author:多岐美影
何とか自分の手が届く範囲にてミラージュの世界を満喫したいと画策中。

生息地:江の島と箱根の間(小田原寄り)
性格:典型的な「O型乙女座」人間とよく言われる
ミラ歴:'94春~'96冬=ミラ第2部だけはリアルタイムその後13年のブランクを経て、2009年春再燃
前科:某ボーカリストの追っかけもどき約20年

ブログサイト:「天空の石」
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