FC2ブログ


今更ながらに思ったこと

2013.07.07*Sun*
電子版ミラ、20巻まで読み終わりました。
それと並行して、休日自宅では、邂逅編&幕末編をそれぞれ読んでいたわけですが、
前々からそうかも…と我ながら危惧してたことが、やっぱりだったことが判明。
えー、内容云々ではなく、多岐自身の感じ方なんですけど。

…どうやら、多岐は謙信公に対し肯定的になれないらしいです。

ミラファンとしてものすごい問題発言だとは思うんですけど、
なんかね、
なんか、謙信公の振る舞いや存在に「?」と首を傾げてしまうことが多いんですよ。

…ということで、謙信公ファンの皆様はここから↓は読まない方がいいかも、です。

最初に気になったのは、邂逅編で。

景虎様を懲伏しようとした色部さんの耳が千切れるまで傍観してて、
もう駄目だ…のギリギリになって、
横から(というか天から?)ビカーッと一撃で済ませちゃったり。

『琵琶島姫』では、身に覚えがなかったとはいえ、
ご自身の色恋沙汰の尻拭いを景虎様にさせた挙句、
これまた最後の最後で、
惚れられた女に優しく手を差し伸べるという美味しいところをもって行かれるし。

それでも、邂逅編はそういう立場の方なんだしぃ…と納得してたんですけど。
本編読んでると、どうにも納得できない…というかしたくないというか…。

あぁやっとお養父上に会えた、と。
最終巻を初読したときは、景虎様のこれまでが報われたんだとほっとしたんですが、
再読、再々読と重ねるごとに、なんでこんなになるまで景虎様を放っておいたの?とか。
(邂逅編を読んだあとだから)やっぱり最後の最後の美味しいとこ取りなのかなぁ、とか。

どうしても、謙信公に対してのもやもやが取れなくて。

氏康パパは、
最初(『覇者』)は直接は息子の前に姿を見せることはなく、見守ってるだけだったのに、
回を重ねるごとに、萩までお迎えに行って宮島まで連れてきてくださったり、
ご自身キズだらけになりながら、国虎と一緒にあちこちで頑張ってくださったり。
本当に体を張って、高耶さんを守ってくれた…と、
相模っ子の多岐が、より一層ファンになるようなパパっぷりを発揮してくださったのですが。

うん、氏康パパは、「パパ」なんだけど、謙信公は、「公」なんですよね。
勿論、謙信公の景虎様への愛情を疑ってるわけじゃないです。
ちゃんと景虎様のことを見守っててくれてるんだろうし、
魂核異常のことだって、景虎様を案じてくれてるのはわかってるんですが、
そのやり方が問題というか、多岐の腑に落ちないところでして。

何故、高耶さん(景虎様)ご本人には黙って、物事を進めるのか。
400年見守ってきて、直江から伝えるのがベストだと思われたのかも知れませんが、
400年生き続けてきた、最初を作ったのはお養父上である謙信公なのだから、
父親としてのけじめはつけるべきだったのでは、と思うんです。
ある意味、ご自身は責任を逃れて、
景虎様と直江との問題に転嫁してしまったんじゃないか、と。
見捨てられた、見限られたと、景虎様から思われるとはどうして思わなかったんだろう。
「こオオ―――っ!」
開かない扉に向かって叫ぶ高耶さんの声が頭をよぎるたびに、
何故、と思わずにいられません。

それと、『わだつみ』中編で、元春が高耶さんに対面した時の、
「信長の方がよほど潔い」
なんだか、この言葉に、うんうんと思わず同意してしまいました…。

闇戦国に身を置く怨将も、信長も、自分が傷つくことも厭わないで戦って。
(宿体のことを考えれば、決して肯定できることではないけれど)

…でも、それを(乱暴な言い方だけど)高みの見物してたんですよね。

400年他人の身体を奪うという罪悪感を抱きながらも換生し続けて、
何度彼らのなかで、もういやだ、いつまでこんなことを、と葛藤が生まれたことでしょう。

400年冥界でまどろんできて、上杉としての価値観しかもたない新上杉軍と、
400年世の中には人の数だけ、それぞれの価値観があることに気づいてしまった夜叉衆と。
自身の手元に置きやすいのはどちらか、といえば、答えは安易にでてしまう。

「義」の為、というけれど、それはあくまでもご自身にとっての「義」であって、
それが全人にとっての「義」だとは限らない。
それに気づかないようなずるい方だとは思わないですけれど、
気づきながらも、それでも敢えて「義」を貫こうとした謙信公の本心が見えないんです。
最終巻でも、景虎様に応えはしたけれど、本当の本心を吐露されたわけじゃない。
本音が見えないままだからこそ、
余計に多岐のなかでもやもやが溜まって、否定的なところばかりが目に留まってし
まうのかもしれません。

謙信公、ごめんなさい。

COMMENT

Comment Form


秘密にする
 


12
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31

◇366日の花個紋

◇カレンダー

11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

◇最新記事

◇カテゴリ

◇最新コメント

◇Twitter

◇月別アーカイブ

◇素材サイト

◇プロフィール

多岐美影

Author:多岐美影
何とか自分の手が届く範囲にてミラージュの世界を満喫したいと画策中。

生息地:江の島と箱根の間(小田原寄り)
性格:典型的な「O型乙女座」人間とよく言われる
ミラ歴:'94春~'96冬=ミラ第2部だけはリアルタイムその後13年のブランクを経て、2009年春再燃
前科:某ボーカリストの追っかけもどき約20年

ブログサイト:「天空の石」
http://sapphirexx.blog91.fc2.com/

◇メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

◇FC2カウンター

Copyright © 天空の石 All Rights Reserved.
テンプレート:サリイ(ブログ限定配布版 / 素材: 青柘榴 )