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「Amrita」頂戴いたしました。

2009.12.01*Tue*
ここ数日、多岐の足元不如意というか、地に足が着いてないというか、
浮かれあがらせてるというか、舞い上がらせてるというか。
とにかく、嬉しくってしょうがない状態な、汐見様の「ヴァルハラ」キリ番ゲットですが、
なんと、とうとうお話そのものを、頂戴してしまいました!!。
えー、此処ですよ、此処。
この多岐の拙い未熟(…っていつ完熟するんだ)なブログに、
勿体無くも載せてもよいとのお申し出。

もう、嬉しいとか幸せとかのレヴェル飛び越えてますね。

汐見様、本当にありがとうございます!!。

なんといいますか、
好きな人を初めて部屋に招待する時のような感じです。
…って、そんな淡い記憶って多岐にあったっけ?
まぁ、いいや。
とにかく、極上な高耶さんと直江をお迎えするにあたって、
取り急ぎカテゴリの整理を致しました。
今までだと大まかすぎるカテ設定で、
先日頂戴した青海様の高耶さんも、多岐の拙文に埋もれてしまう恐れもありましたので、
そろそろ整理しなきゃ…とは思ってたんですよね。

お二人から頂戴した高耶さん達は、多岐にとっての大切な「宝物」です。
もっと気の利いた表現をしたいのですが、多岐の貧困なボキャブラリに阻まれましたorz。

前説長すぎ。
えっと、それでは、↓Read More からご覧ください。



※大丈夫かな、とは思いますが、念の為。
リクエスト内容は、
「真っ白なシーツに横たわる高耶さんに極上のワインを降り注ぐ直江」でした。
当然ながら、ベッドの上の二人ですので、
お話も"R指定"となりますので、よろしくお願いいたします。


☆--------------------------------------------
    『Amrita』
         「ヴァルハラ」 汐見香様より
---------------------------------------------☆

直江が風呂から上がったとき、手持ち無沙汰だったのか高耶は眺望のよいこの部屋から見える宝石箱のような夜景を片膝を抱えるようにして眺めているところだった。寝室の窓の近くにあるベッドに腰掛けた高耶のすんなりとした足が肌蹴たバスローブから覗いていて、冷えてしまわないかと思ってしまう直江だが、高耶のほうはそんなことお構いなしらしい。自分が部屋に入ったことは気づいているはずなのに一向に此方を振り返ろうともしない高耶の高慢さのようなもの――彼は絶対に直江は自分のものだと信じて揺るがない――が愛しくてちょっと癪で直江は彼の側にギシリとベッドを軋ませて座ると。自分よりも格段に細い躯をキツク抱きすくめた。
「何を見てるんです?」
「…空。高くて何処までもいけそうだな、って」
これは。すっかり眼下に広がる街並みのほうに夢中になっているのだとばかり思っていた直江はそこで少し目を見開いた。高耶によって開かれたカーテンの隙間から外に目をやると、青いというよりもただ暗く深淵のようにも思える夜空では瞬く星の小さな輝きが幾つかと満月になりそうに見える月が光を放っていた。
「高耶、さん」
いまだに飽きることなく目を撓めて空を見上げている高耶の顔を此方に向けさせる。ん、と肌蹴たバスローブの合わせから触れ合う肌の感触を感じ取ったのか、小さな声を彼が上げて仰け反った。ひくん、という僅かな反応に気をよくしてそっと腰を抱き寄せて胸の中に閉じ込める。ようやく真っ直ぐに直江を見た高耶は目を細め、確かめるように男の肩口をなぞった。
「高耶さん?」
「待ってなかったわけじゃなくて。…ちょっと退屈してたから、さ。つい」
「…あなたは綺麗なものが好きだから」
綺麗なものだけを愛したあなたはそれでも自分といる、と謳っていたのは多分流行のロックバンドだったはずだ。空を見ている恋人に虹を重ねて守っていくと歌い上げるフレーズは心に染みるものがあって、流行には普段無関係な生活を送っている直江の足を街にあるCDショップでちょっとだけ止めさせた。あの時買ったCDは今でもこの部屋の片隅に残っているはずだ。何処にしまっていただろう。久しぶりにその曲を聴きたいと思うような、穏やかさが高耶の言葉によって引き出されていく。そう自分は知っていたはずだ。珍しく恥かしがって風呂を共にしなかった高耶が、それでもこの久方ぶりの休日に自分を求めずにはいられないであろうことを。傲慢なくらいなまでの確信として。
「綺麗なものが好きなオレなら、お前もキレイってこと?」
「…もう、お喋りは止めて。しーっ、黙って」
今はそうして俺のことだけ考えて。告げながら、二人の時間が始まる合図みたいにしてキスを頬に落とすと高耶は素直に目を閉じた。ちょん、ちょんと頬や額などに口付けて唇を覆うと、高耶は赤い舌を差し出して自ら直江を求めてきた。待ちきれなかったの?ん、ぅるさ、あたりま、ぇ、だろ。ふふ、可愛いんだから。前髪を掻き揚げるようにしながら目を瞑り睫を震わせる彼の顔をじっくりと見つめる。己の行為を受け入れて、花開くように綻んでいくあなたという人から目を離すことなんて出来はしない。何時も、常に。こんなにまでも心の奥底まで捕らわれている俺を知って欲しい。直江は優しく絡めていた舌先で裏歯茎を擽り、高耶を徐々に翻弄すると。その細い手がしがみ付いた肩口に力をなくして落ち
るまで高耶の口内を貪った。
「ふ、ぁ」
「物欲しそうな顔して。すぐ、欲しい?…でもちょっと我慢して、今夜は。あなたとなかなかここしばらくゆっくり出来なかったから。今夜は長く丁寧に愛してあげたい」
直江は高耶の背をすっとなぞると一度ベッドから立ち上がり、クローゼットの端に設けたバーコーナーに類似した場所に近づいた。たまに、この寝室で二人で酒を飲むこともあるから、と。直江は此処にそんな用途に適した家具を購入していた。最初は高い、無駄だと文句を言っていた高耶のほうも、元来酒は嫌いではないからそのうち直江がそこから何を持ってきて飲ませてくれるのか楽しみにするようになっていった。今夜はあなたに何を飲ませてあげようか。直江は手元のライトをつけると棚の中に秘蔵したコレクションのうちから、今宵に相応しい一本を選ぶとバカラ製のグラス二つをも手に持って、うっとりとした瞳で此方を見やっている高耶に近づいた。
「あなたの生まれた年のロマネ・コンティです。1989年もの。ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティという名のワイナリーは1760年7月18日の記録にまで遡ることが出来るといわれる名門です。あなたに本物以外は似つかわしくない。…どうぞ」
栓を開けた男が器用な手付きで半分ほどまでグラスにワインを注ぎ、高耶に手渡した。高耶は先ほど直江が消したのとは別のベッドランプをつけると、芳醇な香りを漂わせている赤ワインの輝きをまずは楽しんだ。それから匂いを嗅ぎ、おずおずと口をつける。直江が自分のために金に糸目をつけることはないと知っている高耶だから、本当のところはもしかしたらクリスマスなどのイベントのために用意しておいた一品なのかもしれないと予感しつつグラスから赤い液体を口に含んだのだった。
「ん、まろやかだ」
「ええ、なかなか上質です。流石はDRCのワイン」
「高かった、だろ?わざわざこんなもん、オレのために」
すると直江は口の端を上げて美しく笑った。
「あなたに喜んでもらえると思えば安いものですよ。壮麗で豪奢で、気品があるといわれているこのワイン、出会ったときからあなたに何処か似ていると思ったものです。だから、あなたが生まれた記念すべき年のものを手に入れたかった。どうです、自分の血のようなワインを味わう気分は?生まれたときに想いを馳せますか?」
「う、ん。で、も…それより、お前といる…今が、いい」
お前といるのが、一番だから。高耶が甘い声でそう告げてもう一口赤い液体を流し込もうとしたとき、直江が動いた。自分のグラスを脇に置き、高耶の手から彼のグラスを奪い取る。咽喉の渇ききった獣が水を勢いよく飲み干すように残ったワインをすべて口に含んだ直江はそのまま高耶の唇に己のそれを重ねていった。
「ふ、ん、ン」
とろけるような男の舌先の柔らかい感触と唾液と一緒に流し込まれる赤ワインの僅かなほろ苦さが入り混じり、急激に酔いが回ってくるようなのを高耶は感じていた。けれど、いい。たまにはこの男の腕の中で酔っていたい、何もかもを今だけ忘れて。高耶が了承を表すように男の首に腕を巻きつけて口付けに応じると、直江はグラスをシーツにおいて、恋人の躯を弄りだした。
「ァ、ぁ」
「こんなに尖らせて、誘っている…」
鎖骨を辿った節の太い指が繊細な動きを奏でて胸先を摘み上げる。きゅ、と優しい手付きではあるのに、刺激されるたびにボタンでも押されているみたいに喘ぎが込み上げていく。こんなに慣らされてしまった躯は自分でももはや止める術は持たなくて、男の更なる支配と蹂躙を求めるように蠢く下肢をも思いのままにすることは出来ないのだった。直江は高耶が頬を朱に染めて自分の躯の下で腰をくねらせているのを見ると、彼の頬に指を這わせたまま、自分のグラスを再び手に取った。そうして空いた片手で彼のバスローブを一気に剥ぎ取るように毟った。あ、と驚きを露わにする高耶の白いしなやかな胸から下着をつけていない下腹、足にかけて――直江はグラスの中の液体をあますところなく降り注いだ。
「はぁ、ん」
芳香が纏いつくようでシーツの上で高耶が仰け反った。直江はその上に覆いかぶさって、神の雫のようにも感じられる高耶の肌の上で煌めく赤い液体を口に含んで彼自身をも愛撫した。ワインの香りと、先ほど飲まされたワインのためなのか。それともこうして何時もとは違ったシチュエーションで男に愛されているという興奮のためなのか。高耶の両の突起は痛いほど立ち上がり、足の間のものも鎌首を擡げて主張していたのだった。
「アムリタ…サンスクリット語で霊酒を意味するとも、ヒンドゥー神話において不死の霊水をも意味するともいわれている言葉です。だが、そんなことはどうでもいい。今目の前にあなたがいるということ。あなたの躯が纏った雫をこうして感じるだけで――俺は不死を信じられるほどだ」
「ん、くァ」
脇腹を強く噛まれた高耶が指でシーツに皺を作った。直江は白い体躯に残すところのないほどキスマークを刻みつけながら、先導する手先を足の間に潜り込ませた。羞恥を示すように内股がちに、けれどもう待ち切れなくて高耶が少しだけ足を広げると、直江は待ち望まれている的確な愛撫を高耶のオスに施していった。
「あ、ん、ァ」
先端からは白いものが滴っていた。それを掬い取り幹に絡ませて更に扱き上げていく。とろとろとした粘液は留まるところを知らないようで、根元のボールも揉みあげる頃には高耶は半ばイッているような状態だった。しかし、男を受け入れることを知った躯が自分だけでは満足をすることが出来ないのを知っている直江は、高耶にうつ伏せになるように促すとその蕾を解し始めた。高耶からは直接的に見えないのをいいことに、もう一度グラスにボトルから注いだ赤ワインに左指を浸し、それから蕾の入り口を擽った。キスされ、中の赤い粘膜を見せ始めていた蕾に誘われるように指を押し込むと、それがワイン塗れであることをも知らない高耶の内壁はきゅうきゅうと食んで奥へと導いた。
「あ、ん…あ、つ」
「熱い?」
高耶が異変に気がついたのは、直江が同じ行為を5回ほど繰り返してからだった。すっかり綻んだ蕾はワインの熱を受けて中から蕩けているようだった。背中に口を押し当て、躯をぴっとりと重ね合わせて、直江は秘密を耳に吹き込んでやる。
「あなたはワインを飲むのが、本当に上手ですね」
「ぇ…ァ」
振り向いた高耶が自分のされていたことに気がついてぼっと頬を染めた。や、ん、と口では言うがもう愛撫に蕩けきっている躯はどうすることも出来なくて直江がその細い腰を固定するように鷲掴むと自分から腰を押し付けてくる有様だ。
「おねだりですか?」
「だっ、て、あ、あン!」
クスッと笑った直江がもう十分に彼の姿態によって高まっていた己を宛がい押し込むと、高耶はそれだけで絶頂に達していた。
「ふ、ァ」
「すごい締め付け、だ」
きゅうきゅうと搾られて、直江はなんとか自分を自制した。しばらく動かずに高耶の肉の熱さを楽しんだ後、そっと抜き差しを開始する。最初は優しく、次第に激しくなっていく律動に耐え切れなくなったのか高耶は腰だけ持ち上げて上体をベッドに突っ伏した。手の折れた状態では彼の声がくぐもってしまい楽しめないことから、直江は更に自分を押し込むと高耶の躯を背後から自分の膝の上に乗せて抱きしめた。深く、奥まで入るこの乱れ牡丹の体位は高耶のお気に入りだ。ワインで虐めてしまったことを詫びる意味もあって抑え気味に腰を揺すると、高耶は腕を伸ばしてきた。
「ん、な、ぇ」
「はい」
「気持ち、ィ…も、っと、ぉ」
ん、ァ。ぃ、ィ。あまやかな吐息をついて高耶が珍しく強請ってきた。可愛い彼の言葉が嬉しくて直江はその項を吸い上げた。赤い刻印が残った首筋を反らして、高耶は男の名前を何度も呼んだ。繰り返す、幾度も。それだけを感じ、想っているというように。自分が、そして相手が此処にいることを感じ取るように。
「あ、は、ん、アン」
徐々に余裕のなくなった直江に突き上げられ、高耶は腰を前後に揺らしだした。その動きがラストスパートに向けて激しさを増し、その後小刻みな上下運動に変わった。局部をしとどに濡らし、喘ぎながら腰をくねらせる高耶の奥底を突き破る勢いで直江は穿った。応えるように高耶の肉筒が縮動する。擦って、扱いて、貫いて、押し込んで。繋がった場所が真っ赤に熟れて蕩けた媚肉が見え隠れする穴の奥に直江はそうして想いの丈を放った。
「あ、く、る」
「ッ…」
解放は同時だった。高みに上がった躯がその一瞬後、全ての力を失って脱力する。全力疾走した後のように息を乱して背をもたれかけてきた高耶の躯を直江はそっとさすってやった。
「…ぉぇ」
「高耶さん」
体勢に無理はあったが高耶がキスを欲しがったため、顔を傾けて応じた。まだ今夜は離れたくない。もっと抱き合っていたい。その想いをほんの少し宥めて二人で優しい遣り取りを始める。
「咽、喉、乾いた」
「ワイン、飲む?」
「ぅ、ん」
直江がグラスにワインを注ぎ、高耶に手渡すと彼は嬉しそうに微笑んでそれを受け取った。自分が生まれた年の秋の恵みを味わうのはどのような気分だろう。あなたの誕生を祝福するこの気持ちが少しでも伝わっていればいい。あなたといること、あなたと共に歩むこと。それが神から許された、俺だけの美酒。アムリタに他ならないと直江は思った。
「高耶、さん」
直江は唯一の、かけがえのない恋人の名前をまた呼んで。その黒い瞳が自分を映し出すのをうっとりと見つめた。夜空の月と星だけが二人の仕草を見つめている。神の美酒――神が与えたもうたかのような恋人達の時間は。まだ始まったばかりのようだった。

end.




…はぁ、やっぱり幸せ。
しつこいようですが、
汐見様、この度は本当にありがとうございました。

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多岐美影

Author:多岐美影
何とか自分の手が届く範囲にてミラージュの世界を満喫したいと画策中。

生息地:江の島と箱根の間(小田原寄り)
性格:典型的な「O型乙女座」人間とよく言われる
ミラ歴:'94春~'96冬=ミラ第2部だけはリアルタイムその後13年のブランクを経て、2009年春再燃
前科:某ボーカリストの追っかけもどき約20年

ブログサイト:「天空の石」
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